空家の管理不全是正(23年2月号)

2023年1月16日読売新聞1面に、「空き家管理不全是正」と大きく報じられていました。
(2023年1月16日読売新聞1面の記事を一部引用)人口減を背景に増える空家への対策を強化するため、国土交通省は「空家対策特別措置法」を改正し、管理不全空き家を新設する方針を固めた。放置すれば管理状態の悪化が見込まれる空き家は20万個以上ある。

分類 特定空き家(既存) 管理不全空き家(新設)
基準 ・倒壊や屋根の落下などの恐れ ・今後、指針で決める(敷地に雑草が繁茂
・ごみの不法投棄など衛生上の問題  している、窓が割れているなどを想定)
・景観を損なう など

行政の ・修繕や取り壊しの指導・勧告 ・適正な管理を指導・勧告
対応 ・税の優遇措置を解除 ・税の優遇措置を解除
・行政代執行で解体も可能

この様に、「特定空き家」になる前の空き家の状態から行政が関与し、適正な管理を指導・勧告出来るのは、大きな前進であると言えます。
現在私は、住まいの近隣に回覧板や、吉川市の資料、地域の資料を1~2回/月14戸に配布しておりその内一人でお住いの高齢者が4名いらっしゃいます。
いろいろ事情はあるにせよ、お子様と一緒に住めないのかなーと、いつも思っています。