中古住宅購入時の注意点は?(22年5月号)

皆様は、中古住宅(既存住宅)(戸建、マンション)購入時の注意点をご存じですか。中古住宅(既存住宅)(戸建、マンション)購入時の注意点は、日本の場合ほとんどの建物で建物履歴がない為、買主は建物に不安を抱えて購入しているのが現状と思います。しかし、今はいい制度があります。

  • まず1つ目は、「既存住宅検査」と言って建築士などの有資格者が、木造戸建の場合60項目以上詳細に検査を行います。瑕疵のある部分については入居時までに修理が必要になります。「既存住宅検査」を行うことにより、木造戸建の場合築20年以上、マンションの場合築25年以上経過した中古住宅も住宅減税を受けることが出来ます。

中古住宅や増改築等における住宅減税は、今年の4月より住宅ローン控除率が1%から0.7%に引き下げられました。借入限度額は一律2,000万円で、控除期間は10年です。 例2000万円を借りた場合減税額は、140万円になります。

2,000万円×0.7%×10年=140万円

  • 二つ目は、「既存住宅瑕疵補償保険」と言って中古住宅の売買に際して、保険対象部分の隠れた瑕疵により生じた損害を補償する保険です。
    保険期間は、お引き渡しの日から1年間、又は5年間。保険金額は、500万円又は1,000万円(保険期間5年間を選択した場合は1,000万円になります)

ご親戚、知人の方で空地、空家、空室でお困りの方がいらっしゃいましたら、是非ご紹介を御願いします。一緒に問題を解消させていただきます。 今後とも皆様に、より良い不動産
情報を提供してまいりますので、よろしく御願い申し上げます。