土地価格の、簡易査定方法(21年11月号)
最近土地、既存(中古)建物、マンションについて売却の相談を受ける事が多くなりました。
しかし、一般の方には不動産会社に行くには敷居が高く、連絡をしたくない方もいますので、簡単に査定できる方法をご紹介します。(数年前にも同様の内容を、記載しています)
マンションについては、売買事例を参考に行いますのでここでは除外し、土地、及び既存(中古)住宅の土地部分の査定方法を説明します。
その前に、土地価格の関係を示します。
- 公示価格(国、都道府県、市区町村が、民間から土地を買収時に使用する土地価格)
=基準地価(公示価格を、補完する関係)
- 路線価(相続税の評価時に用いる土地価格)=公示価格の80%
路線価は、公道であれば全国で国税庁より毎年発表されています。
インターネットで、「路線価」で検索すれば出てきます。
【具体的な査定方法は】
土地価格は、公示価格~公示価格の10%増が相場と言われています。
[具体例として、路線価が87,000円/㎡で、土地の面積100㎡の場合]
土地価格=87,000円÷0.8×100㎡=約1,087万円~1,196万円(10%増)
不明な点がありましたら、下記担当者までご連絡願います。