家賃債務保証会社を使っていますか(その2)21年1月号

先月(2020年12月号)のテーマは、家賃債務保証会社(連帯保証人の代わりをする会社)を取り上げてみましたが、今月は家賃債務保証会社を利用しなかった私の失敗談です。

 

【経緯】

  • 2015年頃に、ベトナム人留学生A様とアパートの賃貸借契約を締結。この時は家賃債務保証会社を利用していたので全然問題はありませんでした。
  • 2017年5月頃に、ベトナム人留学生A様がCADの専門学校を卒業したので、ベトナムに帰国することになり、同居していたB様がアパートの契約をしたいと申し出があり、家賃債務保証会社に申込みをした所、不承認になりました。
  • ベトナムから留学生で来ており、このままアパートを出ていってもらうのは忍びないと思い私が連帯保証人になるので、このままアパートに住まわせてほしいと貸主様に御願いをして、OKをもらい契約しました。
  • その後は家賃等も順調に支払いが続いていましたが、2020年10月初旬に10月の賃料等が滞納になり、部屋に様子を見に行ったところ玄関に鍵がかかってなく中に人のいる気配がありませんでした。
  • 2020年12月に入り、警察官立会いの上部屋に入ったところ「これは、逃亡ですね」と言われました。帰宅したら弊社に連絡をするよう玄関に張り紙をしました。(2020年12月一杯は、このまま様子を見るつもりです)

 

【反省点】

今後はどの様なことがあっても、家賃債務保証会社の承認が得らなかった人とは賃貸借契約を行わないことを、肝に銘じました。特に東南アジアの留学生は、要注意です。

 

ご親戚、知人の方で空地、空家、空室でお困りの方がいらっしゃいましたら、是非ご紹介を御願いします。一緒に問題を解消させていただきます。 今後とも皆様に、より良い不動産情報を提供してまいりますので、よろしく御願い申し上げます。