土地価格の査定方法について(19年2月号)
最近不動産の売却依頼を受けることが多くなり、その時に査定を行い詳細説明するに当たり、具体的な査定方法を説明しています。
その説明時に、路線価や、売買実績等を参考にしていますが、皆様にも簡単に査定が出来ますので、その方法をご説明致します。
マンションについては、売買事例を参考に行いますのでここでは除外し、土地、及び既存(中古)住宅の土地部分の査定方法を説明します。
その前に、土地価格の関係を示します。
公示価格(国、都道府県、市区町村が、民間から土地を買収時に使用する土地価格)
=基準地価(公示価格を、補完する関係)
路線価(相続税の評価時に用いる土地価格)=公示価格×0.8
路線価は、公道であれば全国で国税庁より毎年発表されています。
インターネットで、「路線価」で検索すれば出てきます。
【具体的な査定方法は】
土地価格は、公示価格~公示価格の10%増が相場と言われています。
[具体例として、路線価が87,000円/㎡で、土地の面積100㎡場合]
土地価格=87,000円÷0.8×100㎡=約1,087万円~1,196万円
不明な点がありましたら、下記担当者までご連絡願います。
今後とも皆様に、より良い不動産情報を提供してまいりますので、よろしく御願い申し上げます。