土地の価格は、どう決めるの(18年6月号)
土地の価格はどのように決めるのでしょうか。
その前に、公的な土地の価格は、いくつあると思いますか。合計4つあります。
その他に実際の売買が行われる価格(実勢価格)があります。
ここで注意をしておきたいことは、建物があったとしても建物がないものとして土地価格を算出します。
- 公示価格(国土交通省が、毎年1月1日付で決められた地点の土地価格で、公共用地取得の目安になります)
- 基準地価(都道府県が、毎年7月1日に決められた地点の土地価格で、公示価格と補完関係にあります)
- 路線価(国税庁が、相続税や贈与税を計算するために、道路ごとにつける地価で公示価格の約80%を目安にしています。通常路線価と言えば、こちらの事を言います。)
- 固定資産税路線価(各市町村が、固定資産税評価額を計算するために使用しており、公示価格の約70%を目安にしています。)
- 実際に取引が行われる、土地価格。(実勢価格)
一般の方で、土地価格を簡単に算出したいのであれば、近くに公示価格地点があればそれを参考にして、無ければ路線価÷0.8で公示価格と同等の地価を算出する。
弊社では、更に東日本不動産流通機構(不動産会社しかアクセスできません)の過去2年程度の売買実績を参考にして、土地価格を計算しています。
皆様の中で、親戚、知人の方で、土地、既存住宅(マンションも含む)の売却、購入をお考えの方がいましたら、ぜひご紹介ください。安心できる取引をさせていただきます。